アルバート・エリスのABC理論

 

コミュニケーションを発揮できる最大の媒介は言葉です。

良い影響を受けた言葉を愚直に真似して使ってみてください。

 

私が新人の時に言われた言葉があります。

 

「大切なのは、周りとか過去じゃない。自分と未来だ。」

 

後輩が出来た時に上司から言われた言葉あります。

 

「リーダーであるあなたの仕事のスピードが部下のスピードになる」

 

など皆さんもいくつかあると思います。

 

そして、大事なのはリーダーやマネジャーの言葉は、チームメンバーに対して大きな影響を与えるということを肝に銘じてください。

 

そして、思考が言葉や行動になります。そのため、いくら言葉を注意して使っていても、思考が良くないと、言葉や行動に出てしまうのです。

 

アルバート・エリスのABC理論というものがあります。これは思考・感情・行動の連鎖を図示的に表現した理論です。

 

 

例えば、上司に批判されたとします。

 

 上司に批判された → 思考 → 強い怒りを覚えた

 

怒りを覚えるということは、この思考が悪い方向に向かっているということです。もう少し書き下すと、こんな感じになります。

 

 上司に批判された → 自分は否定された → 強い怒りを覚えた

 

「自分は否定された」というのは人によって違う思考になります。批判されることは恥ずかしい、上司は私をバカにしている、批判することは良くないことだ、など感じ方は人によって異なります。

 

この思考の部分を良いものに変えると感情も良いものに変化します。こういう風に変えてみると、不愉快ではありますが受け止め方を変えることができるのです。

 

 上司に批判された → 私は期待されている → もっと頑張ろう

 

あなたは、ポジティブ思考ですか? ネガティブ思考ですか?