一次試験編

 

平成25年6月14日

技術士一次試験を申し込みました。

専門である「機械部門」にするか、新たに勉強して「経営工学部門」にするかをギリギリまで悩みましたが、一次試験に合格すれば、二次試験はどの部門でも受験できること、以前から経営工学の分野に興味があったことから、あまり深く考えずに経営工学部門で申し込みました。

 

一次試験は、基礎科目、適性科目、専門科目の3科目あり、平成25年度の合格基準は次のとおりでした。

基礎科目 15問×1問1点=15点 50%以上が合格基準      8問以上
専門科目 25問×1問2点=50点 50%以上が合格基準 13問以上
適性科目 15問×1問1点=15点 50%以上が合格基準   8問以上

 

試験勉強は、まず過去問を中心に適性科目から始めました。

平成20年度から24年度の5年分の過去問を解いてみたところ、

 

<<適性科目の結果>>

平成20年度・・・15問中14問正解

平成21年度・・・15問中10問正解

平成22年度・・・15問中12問正解

平成23年度・・・15問中11問正解

平成24年度・・・15問中11問正解

 

なんと全て合格基準を満たしているではないですか。。。^^ 

5択のマークシートなので、山勘で正解した問題もあったので自分が知らなかったキーワードを中心にパワーポイントで記載しておきました。

パワーポイントで整理したのは、キーワードの詳細をインターネットで調べた後、画像等を簡単に貼り付けられるためです。

 

<<整理した適性科目のキーワード>>

・世界調和システム(GHS)
・組織の社会的責任(ISO26000)
・BCM
・BCP
・性能設計
・企業の内部統制
・持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)
・知的財産権に含まれるもの
・公益通報者保護法
・許容可能なリスク
・EPAが作成した「リスクコミュニケーションの7つの基本ルール」

 

次に、基礎科目の過去問を解いてみました。

基礎科目は合計25問の中から15問を選択して回答する必要がありますが、5年分の全ての問題(25問)に挑戦した結果、

 

<<適性科目の結果>>

平成20年度・・・15問中14問正解

平成21年度・・・15問中10問正解

平成22年度・・・15問中12問正解

平成23年度・・・15問中11問正解

平成24年度・・・15問中11問正解

 

自信のある15問を選択すれば合格基準を満たす程度のレベルでした。

基礎科目についても、きちんと説明できないキーワードを中心に整理しました。

 

<<整理した基礎科目のキーワード>>

・ユニバーサルデザイン(ロナルドメイス)
・ソートのアルゴリズム
・RAID
・極性とは
・2012年CO2排出量(22年度5-1)
・フェールセーフ、フェールソフト、フェールトレランス、フェールプルーフ
・ポアソンの関係式
・下水処理の一次処理、三次処理
・ポアソン比

 

最後に、専門科目の過去問を解いてみました。

専門科目は合計35問の中から25問を選択して回答しますが、勉強したことがない分野ということもあり、7年分の全ての問題(35問)にトライしました。結果は、

 

<<専門科目の結果>>

平成18年度・・・35問中15問正解

平成19年度・・・35問中21問正解

平成20年度・・・35問中16問正解

平成21年度・・・35問中13問正解

平成22年度・・・35問中17問正解

平成23年度・・・35問中13問正解

平成24年度・・・35問中15問正解

 

25問を選択してもほとんどが合格基準を満たしていないことが判明しました。

結果だけを見ると、初めての分野にしては案外良い線いってるように見えますが、山勘で正解した問題がかなり含まれています。専門科目で知らなかったキーワードは、あまりにも多いので掲載できません。。。^^;

 

重要なキーワードを中心にインターネット上で情報を集め、パワーポイントに貼り付けたところ、80ページ位になりました。問題集や参考書は購入せず、過去問のみで試験対策を行い、試験当日を迎えました。

 

平成25年10月14日

受験会場は、東京大学駒場キャンパスでした。

試験後は、基礎科目と専門科目は自信がありましたが、意外にも適性科目に不安が残りました。過去問は全て合格基準に満たしていたのでほとんど勉強しませんでした。。。

 

平成25年12月某日

試験結果が届き、適性科目がギリギリでしたが、何とか合格していました。^o^

 

 <<平成25年度本試験の結果>>

基礎科目・・・13点(15点満点)

適性科目・・・10点(15点満点)

専門科目・・・46点(50点満点)